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せっかく転職したのにすぐ辞めたい!そんな看護師さんが取るべき方法とは?

せっかく転職したのにすぐ辞めたい!そんな看護師さんが取るべき方法とは?

看護師として働く中で、職場に合わないということはよく起こります。特に転職した先が自分に合わない場合は困ってしまいますね。

そんなとき、「根気がないとか看護師の仕事が合わないなど、自分に原因があるのでは?」と不安に感じる人が多いのではないでしょうか。

そこでこのページでは、転職した看護師さんがすぐに辞めたいと思ったときにどうすればいいかについて書いています。

看護師が転職後すぐに辞めたいと思う理由

まずは看護師が転職してすぐに辞めたいと思うのは、どんなケースがあるのでしょうか。辞めたいと思う理由について見ていきましょう。

転職後すぐに辞めたいと思う理由ベスト3

「転職したのにすぐに辞めたいと思うのなんて自分だけだよな~」と自分で自分を責めている人!ご安心ください。

次のように多くのケースで、「すぐに辞めたい」と思うことがあるんですよ。

  • 仕事内容や勤務条件が募集時と違う
  • 人間関係の問題
  • 給与や待遇が話と違う

仕事内容や勤務条件が募集時と違う

看護師が転職先をすぐに辞めたいと思う理由でもっとも多いのは「仕事内容や勤務条件が募集時と違う」ということでしょう。

  • 業務はマニュアル化されていると言っていたが、誰も仕事の方法を教えてくれない
  • 患者さんの汚物処理などは看護助手の方がしてくれると聞いていたが、看護師がやらなければいけない
  • 夜勤明けの残業はないと聞いていたのに残業がある
  • いきなりリーダーを任された
  • 病棟の衛生管理が悪く、自分には合わない

このように多くは「そんなことは聞いていない」とか「聞いていた話と違う」といったことが原因で「このままでは勤められない」「すぐにでも辞めたい」と考えてしまいます。

人間関係の問題

職場の人間関係も看護師の転職ではよく見られる問題です。

  • 看護師長には誰も逆らえず、納得がいかないことがあっても意見できない
  • 仕事を十分に教えてもらえず現場でひとり取り残されている
  • 相談できる相手がいない
  • 年配の看護師が多く、若手は自分ひとりで孤独を感じる
  • 入職直後からずっと陰口を言われている
  • 私物を隠すなどのいじめに遭った

このように職場の人間関係は「忙しくて仕方がない」というものから、あからさまないじめまでさまざまです。しかも、かなり深刻なケースもあります。

給与や待遇が話と違う

給与や待遇に関する不満も、転職後すぐに辞めたい理由として多くあげられるものです。

  • 完全週休2日制と聞いていたのにそうではなかった
  • 通勤手当は全額支給と聞いていたのに上限があった
  • 基本給はその通りだったが各種手当は支給されないものがあり納得できない
  • サービス残業が多い
  • 給与から親睦会費が引かれているが、聞いていない

看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったとき、どうすればいい?

どの理由も本人は悪くないというケースがほとんどです。では、このような事態になったら、どうすればいいのでしょうか?

選択肢としては、次の3通りの方法が考えられます。

  • すぐに退職する
  • しばらく様子を見るために我慢して働き続ける
  • 誰かに相談する

ご自身はどの方法がいいか考えながら見てみてください。

すぐに退職した方がいいケース

次のような場合は無理せずに退職を検討した方がいいでしょう。

  • 明らかなブラック企業だった場合(契約条件と大きく異なる場合や勤務形態などに無理がある場合)
  • 上司に相談しても改善される気配がない場合
  • 陰湿ないじめがある場合
  • 試用期間中

明らかに当初の話と違うという場合やブラック企業的な要素が強い場合は、今後も状況が改善される可能性は低いと思われます。

それでも一度は上司に相談してみましょう。

「採用前に聞いていた話と違います」ということを伝えても改善されない場合は、今後長く勤めても改善は期待できないでしょう。それならば気持ちを切り替えて、次の仕事を探す方が賢明です。

心身が壊れる前に決断することが大切

いじめを受けると仕事どころではなくなります。

入職直後は新しく入った人のことを「どんな人だろう」「どんな反応をするだろう」と探る意味で意地悪をされることがあります。しかし、2~3ヶ月経過しても収まらない場合やさらにひどくなる場合は精神的なダメージを受ける可能性があります。

自分で「もう耐えられない」と感じたら、早めに退職を申し出ましょう。

試用期間中は辞めやすい

試用期間中であれば退職を申し出れば、すぐにでも辞めることができます。どうしても続かなさそうだという場合は、試用期間中に答えを出すといいでしょう。

また、試用期間中の退職は履歴書に書かなくてもいいので、次の転職活動に影響を与える心配がありません。辞めるならこの
タイミングを逃さないようにしましょう。

しばらく様子を見た方がいいケース

転職してすぐに辞めると「長続きしない人」と思われて、次の転職活動に響くことがあります。そのため、我慢できるようならしばらく様子を見るという方法があります。

その場合は次のような対策を試みてみましょう。

  • 自分が困っていること(仕事を教えてもらえない、仕事量が多いなど)を上司に相談する
  • 配属の科を変えてもらえないか交渉してみる
  • 自分の希望(残業は1時間までなど)をもう一度伝えてみる

まずは上司に相談し交渉してみる

中途採用する病院は人手不足で忙しくしています。そのため、「新しい人が来てくれた」とホッとすると同時に、つい即戦力として頼ってしまうのです。

本来ならば新人として仕事の流れなどを指導しなければいけないのに、「看護師経験があるからわかるよね」と省略してしまいがちです。

上司も忙しいため、新しく入ってきた人が困っていないかどうかまで気が回らないということも考えられます。

そこでいきなり「辞めます」と言うのではなく、自分が困っている状況や「〇〇と聞いたので応募したのに話が違う」「もっと△△のやり方を教えてください」と具体的に不満や希望を伝えてみましょう。

上司はそう言われて初めて「ハッ」と気づいてくれることがあります。少しでも早くに話し合いの場を持つようにしましょう。

誰かに相談した方がいいケース

上記の「しばらく様子を見る」とも関連しますが、すぐに退職を申し出るのではなく、信頼できる人に相談してみましょう。

一番いいのは転職先の上司ですが、まだ信頼関係ができていない場合や上司もブラックで話が通じない場合は相談することでさらに自分の立場が悪くなる可能性があります。

また、同僚に相談するのも同じで、相談したことで陰口を言われたり、いじめの対象にされたりするかも知れません。

転職サイトのアドバイザーに相談する

転職サイトを通じて転職した場合は、そこのアドバイザーに相談してみてください。転職サイトは転職が決まれば関係が終わりというわけではありません。

自分が紹介した看護師さんが満足できているかどうかを気にかけてくれています。特に条件が違うという場合は、きちんとアドバイザーにも報告して相談することが大切です。

転職サイトを通じずに転職した場合

転職サイトを利用せずに自分で求人を探して転職した場合は、相談できる相手がいなくて困ることがあります。しかも、雇用条件などが採用前の話と違うという場合、自分ひとりで交渉するのはなかなか大変です。

辞めるという気持ちが強い場合は、新たに転職サイトに登録してそこのアドバイザーに相談してみましょう。

採用条件と入職後の状態などを見て、何が問題なのかを冷静に分析してくれます。その上でどうするのが一番いいのかを一緒に考えてくれます。

この機会に自分が本当に望む転職先を伝えて、ピッタリの求人を一緒に探してみましょう。

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転職先を辞めた看護師が以前の職場に戻るのは可能?

転職してみて初めて「やっぱり前の職場の方がよかったな」と感じる人もいます。いわゆる「出戻り」というものですね。

これは可能なのか、そしてデメリットはないのでしょうか。

転職前の職場に戻ることは可能

どこの医療機関でも人手不足で悩んでいるため、基本的に前職に戻ることはそう難しいことではないと思われます。辞めた人の欠員を埋めるために募集していても、すぐに補充できないケースがあるからです。

特に辞めるときに「いつでも戻ってきてね」と言われた場合は、戻るハードルはかなり低いと考えていいでしょう。

転職前の職場に戻るデメリット

しかし、何もかもが以前のままで戻れるというわけではありません。次のようなデメリットがあります。

  • 基本給が昇給前に戻る可能性がある
  • 前職と同じ部署(科)には戻れない可能性がある
  • 希望の科(または仕事)に就けない可能性がある
  • 職場のルールや仕事のマニュアルが変わっている可能性がある
  • 同僚との関係が悪化する(気まずくなる)可能性がある

出戻りが歓迎されるとは言っても、以前勤めていたときの給料がそのまま支給されるとは限りません。前職で何年もかけて昇給したものが0になり、基本給は新人と同じになる可能性があります。

また、希望の仕事に就けないかも知れませんし、退職してから数ヶ月の間に仕事の進め方が変わることはよくあります。

そして何よりも同僚の「あの人辞めたのに戻ってきたのね」という目で見られることを覚悟しておきましょう。それでも歓迎されることもありますが、気まずい空気が流れてやりづらいこともあります。

それでも慣れた職場がいいというのが本音であり、戻りたい場合は素直に申し出てみるといいですね。

転職してすぐに辞めないための対策

転職した先をすぐに辞めるのは転職回数が増えることになり、今後の転職活動で不利になります。次に転職する際には下記の点に注意して長く勤められるところを探すようにしましょう。

  • 労働条件や待遇などを書面で確認する
  • 不明点は何度も質問して納得できるまで確認する
  • 施設を見学して雰囲気を確かめる
  • 転職サイトを通して応募して対策を取る

特に転職サイトを通して応募すると、さまざまな情報が得られる上に自分では気づかない点や自分から質問しにくい点などを確認できます。

無料で利用できるので、活用してみましょう。

まとめ

せっかく転職したのに、すぐに辞めたいということはよくあるケースです。特に労働条件や待遇などが「話が違う」というケースや職場の人間関係、仕事を教えてもらえないといった不満なども早期退職の原因になります。中にはブラック企業もあるので、我慢せずに今後のために前向きに考えることが大切です。

どうしても辞めたいという場合は、まずは上司に相談してみましょう。相談してもどうにもならない場合やいじめなどで心身ともに耐えられないという場合は早期退職もやむを得ません。

次の転職で失敗しないためには、転職サイトを利用して十分に情報を集めることが重要です。アドバイザーに希望を伝えて、納得がいくまで求人を検討してみましょう。

複数の転職サイトに登録すると、より多くの情報が得られます。失敗を教訓にして、次こそは満足のいく転職を実現しましょう。

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