看護師をその理由で辞めても大丈夫?求人を有利に探すためには?

看護師は女性が働く他産業に比べても離職率が多い職業と言われています。女性が多く働く職種なので、働きやすい職場にするために色々取り組みがされていますが、それでも夜勤などの不規則勤務や重労働、ストレスの多い職種などが影響してなかなか離職率が減りません。

ですが、退職と転職をあまりにもたくさん繰り返していると、次の就職のときに不利になることがあります。そのため、転職する理由はとても大切になってきます。本当にその理由で辞めてよいのか、また次の転職の際にはどのように対策すれば長く続けられるか、求人探しに有利になる方法などを考えてみたいと思います。

看護師の離職率とその理由の実際

厚生労働省の調査によると、平成24年度の看護師の就業者数は約154万人となっています。その内、看護学校を卒業し新たに看護師となった人数が約5.1万人、離職者が約16.1万人、再就職者が約14万人となっています

過去10年間に比べるとやや看護師の就業者数は増加傾向となっていますが、離職率と再就職率だけを比べると辞めていく人数の方が多いことが分かり、看護師経験のある貴重な人材が潜在看護師になっていることが分かります。

看護師が退職する理由は以下のようになっています

1位 出産、育児のため 22.1%
2位 その他 19%
3位 結婚のため 17.7%
4位 他施設への興味 15.1%
5位 人間関係がよくない 約13%

上記に続いて、自身の健康問題や給与への不満、夜勤の負担や責任の重さ・医療事故への不安などが多く挙げられています。これらから分かることは、女性のライフワークの変更にともなう離職や人間関係、夜勤、重労働など健康や体力面の負担による離職が多いことが分かります。

離職を減らし、もし退職したとしてもまた再就職すれば長く続けられるようにするためには、ライフワークに合った働き方や人間関係の良い職場、負担の少ない働き方を見つけることが大切なことが分かります。

看護師の転職、その理由で大丈夫?再就職を成功させるためには

低いテンションでメモ

妊娠、出産で退職をした場合

妊娠、出産をきっかけに退職する看護師さんは比較的多いので、退職理由として先方の病院に悪い印象を与えることは基本的には無いでしょう。ただし、忙しい病院や子育て中のママナースが少ない病院だと子育て中の看護師にあまり理解がない病院もあります。

そのため、子育て時間に合わせたパート勤務など働き方に多様性が無かったり、子どもの急な病気で早退や遅刻をしたい場合も理解してもらえなかったりと、転職をしても居心地の悪い思いをする可能性があります。

転職をするときは、ママナースが多く働く病院や看護師長が子育てに理解があるなど、子育てしやすい病院を選ぶことが長く続けるポイントです。看護師求人サービスを利用すると、専門のキャリアコンサルタントが子育て中のナースに合わせた具体的なアドバイスをしてくれるので、ぜひ相談してみましょう。

結婚で退職した場合

結婚を機に退職する看護師も比較的多いです。寿代謝が次の就職に特別悪い影響を与えることはありませんが、週2~3日の短時間パートを希望して夜勤をしてくれないのではないか、すぐに妊娠して産休や退職されるのではないかなど要らぬ想像をされやすいというデメリットもあります。

ですが、結婚によるライフワークの変更や妊娠は仕方が無いことなので、無理をして妊娠は今のところ予定はありません!などと言う必要はありません。きちんと働き方の希望条件や家族計画を伝えて、それを認めてくれる転職先を探すようにしましょう。

その分、自分の得意分野や意欲を伝えて、この人に働いてもらいたいと思ってもらえるようにする必要があります。看護師求人サービスは、面接技術や相手に伝える技術も含めアドバイスをしてくれるので活用してみるとよいでしょう。

他施設への興味で退職した場合

自分のキャリアアップなどを目的とした退職は、好印象を持ってもらえる場合が多いです。特に、「転職先の病院で働きたくて退職をしました」、「転職先の病院の○○に共感しました」など先方の病院で働きたい!という意志を伝えることができれば内定も取りやすいでしょう。

なぜ、その病院に興味を持ったのか、どういう勉強をしたいのか、今まではどういう勉強をしてきたのかなど働く目的を明確にしておくとより有利でしょう。

人間関係が原因で退職した場合

人間関係が原因で退職をした場合は、先方の病院の受け取り方によっては悪い印象を持たれる可能性があります。いくら自分に非がなくても、回りとのコミュニケーションがうまく取れない、人間関係が辛くなればまた辞めてしまうのではないかなどと思われかねないからです。

コンサルタントの方に相談をして人間関係がよい病院を紹介してもらったり、面接ではなるべく前向きな言葉で以前の退職理由を伝え、これからの意欲も伝えられるようにしましょう。

とはいえ、無理をするとまた人間関係で辛くなってしまう可能性もあるので、最初から常勤で働くのではなく、パート勤務で様子をみるなど働き方の調整をおこなってもよいかも知れません。再就職に不安がある場合は、コンサルタントの方と十分コミュニケーションを取って、自分に合った働き方や働く場所を選択できるようにアドバイスをもらいましょう。

引越しなど通勤困難で退職した場合

引越しなど通勤困難が理由で退職した場合は、不可抗力なので特に悪い印象を持たれることはありません。新しい土地なので病院の情報も全くない中での看護師の求人探しは不安も大きいと思います。地域の情報を豊富に持つ看護師求人サービスを利用すると効率がよいでしょう。

また、どんな病院があるのか全く情報がない場合は、地域のハローワークに出向き、地元のクリニックなどの看護師求人を見るのも一つの方法です。

看護師の求人、退職理由をきちんと解決できる転職を

看護師は夜勤などの不規則勤務やストレスが多く忙しい職場なので、一つの病院で長く勤めることが難しくライフワークの変更や健康面の問題などで離職率が多い職種です。ですが、志を持って看護師になった方がほとんどですし、給料も良いので働き続けたいと思っている看護師さんが多いのも事実です。

そのため、いったん退職しても転職先の病院では長く続けられるように、自分のライフワークや看護観、価値観に合った働きやすい病院を探すことが大切です。勤めていた病院を退職した理由を明らかにして、その原因をきちんと解決できる求人探しをすることが大切です。

看護師専門のコンサルタントや看護師の友人、知人のアドバイスを受けたり、ハローワークなどもうまく利用しながら納得できる求人探しができるようにしましょう。

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