福島県でおすすめの看護師求人サービス

福島県の看護師求人!3つのポイントまとめ

  • 福島県の看護師平均年収は約473万円!東北で2番目に高い水準♪
  • 震災以降、沿岸部では深刻な人員不足なので、高給の求人があるかも!?
  • 男性看護師、潜在看護師の需要が高まっているので要注目!

診療所数は全国38位!?福島県の看護師求人事情を探る

福島県の医療機関数はどの程度の水準なのでしょうか?単純に実数で見ると、病床数20床以上の病院が107院、病床数19床以下の診療所が1,397院となっています。全国47都道府県における順位を確認すると、病院数が第27位、診療所数が第25位です。

総数では平均程度…という印象ですが、本当に重要なのは医療機関の総数ではありません。都道府県の人口に対して十分な医療機関が存在するかどうか。それが本当の意味で医療機関が足りているかどうかを推し量るバロメーターになるはずです。
さて、福島県における人口10万人あたりの医療機関数を見てみましょう。まず病院数は5.45院で全国32位、診療所数は71.20院で全国38位となっています。順位を見れば一目瞭然ですが、明らかに医療機関数が足りていません。東北地方は全般的に人口あたりの医療機関数が少なく、福島県もまた例外ではないのです。

医師充足率44位…!看護師だけでなく全体的に人手不足の福島県

福島県内で働く看護師の総数は22,836名です。これを人口1,000人あたりの看護師数に換算すると11.80名となり、全国30位に相当します。ちなみに、福島県の人口あたり医師数は全国44位…。全体的に医療従事者の不足が著しい都道府県と言えそうです。ちなみに看護師の上位資格についても触れておくと、保健師数は第23位、助産師数は第34位となっています。保健師に関しては平均水準ですが、助産師は不足傾向…ということになるでしょう。

一般的に医師と看護師の充足率は比例する傾向にありますから、医師数が全国44位という壊滅的状況のままだと、看護師の充足度はさらに下がってしまうかもしれません。とはいえ、これから転職活動を行う看護師にしてみれば、それはそれで問題ないと思います。人員不足が顕著になるほど、急募の好条件求人は増加する計算です。高給での転職を狙っているなら、むしろ、福島県は狙い目と言えるでしょう。

福島県基本データ
病院数 107院
診療所数 1,397院
看護師平均年収 473.1万円
看護師平均年齢 36.1歳

平均年収は473万円!福島県は東北で2番目に給与水準が高い

実は、福島県は比較的、看護師年収が高い都道府県です。看護師の平均年収は473.1万円。東北地方において、福島県より給与水準が高い都道府県は宮城県だけなのです。宮城県は仙台市を抱えており、東北でもっとも商業規模の大きな地域。そんな宮城県に次ぐ給与水準になっているわけですから、福島県で高給の求人を探すことは十分に可能…と考えて良いのではないでしょうか?

ちなみに看護師の平均年齢は36.1歳。北海道と宮城県に次ぎ、北日本では3番目に若い平均年齢です。しかし、福島県における常勤看護師の離職率は7.7%であり、全国平均の12.6%を下回っています。よって、福島県の看護師平均年齢が若いのは、離職率の高さによるものではなさそうです。

3.11の悪夢!原発事故による看護師の流出問題

現在、福島県の特に沿岸部では看護師不足が問題になっています。理由に関しては考えるまでもありません。2011年3月11日の悪夢…。東日本大震災と、震災に伴う福島第1原子力発電所事故の影響です。原発の位置する沿岸部、特に福島県北東部にあたる相双地域の看護師不足は深刻。震災によって4割弱の看護師が流出し、2016年を迎えても元の水準に戻っていないのです。
福島県も、手をこまねいているわけではありません。2011年以降、県は“福島県浜通り病院見学バスツアー”を開催。首都圏の看護師を福島県沿岸部に集め、被災地の看護師から説明を受けてもらう点というツアーです。2015年までに130人ほどが参加し、20人ほどが福島県内で看護師となりました。

ほかにも、南相馬市の医療法人社団青空会大町病院では、短時間勤務に加え、月に1週間勤務といった変則的雇用を駆使して人材を集めています。震災以前の看護師数に戻そうと、福島県では今も必死の工夫が続けられているのです。

災害医療の切り札!福島では男性看護師の需要が増加

さて、災害をきっかけに表面化した問題はたくさんあると思いますが、その1つに“男性看護師の重要性を再認識した”というものがあるのをご存じでしょうか?
今では、性別にかかわらず職業を選択するのが一般的となりました。保母という言葉は保育士に変わり、看護婦という言葉は看護師に変わっています。しかし、それでも看護師は女性の職業…と認識されているのが現状です。事実、男性看護師は看護師全体の約4%に過ぎません。

ですが、震災をきっかけに福島県では男性看護師の重要性を叫ぶ声が大きくなっています。看護師不足から労働環境が悪化し、次から次へと患者を運ばなければならなくなったとき、男性看護師の有無が仕事の効率に多大な影響を及ぼしたからです。そう、災害時などには、体力に勝る男性看護師の存在が非常に大きな意味を持つわけです。福島県看護連盟は、震災以降、男性看護師研修会を開いて、男性看護師の増加を志向しています。

潜在看護師の復職!福島県の看護師不足を解消するために…

もちろん、女性の看護師だって必要です。震災以降、福島県における看護師不足が解消する気配はありません。実際、2012年には768名の求人に対して応募者174名…という惨憺たる結果になっていました。わずか数年で人材不足が解消するような甘い状況ではないのです。

全国には、出産などを機会に退職した潜在看護師が55万人ほど存在する…と言われています。福島県は潜在看護師の復職支援にも力を入れており、福島赤十字病院が潜在看護師の復職支援研修を実施するなどの動きを見せているのです。仮にブランクがあっても、慢性期の病棟看護師、あるいは外来看護師であれば十分に務まるでしょう。潜在看護師が負担の軽い仕事をこなし、バリバリの若手が急性期やオペ室に回る…。これを実現するだけでも、福島県の看護水準は大幅に向上するはずです。