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兵庫県の看護師求人!3つのポイントまとめ

  • 人口あたりの看護師数は全国36位!看護師の求人数は十分♪
  • 兵庫県全体が病床不足なので、増床に伴う看護師需要がある!?
  • 転職先候補の経営状態に注意!丹波では大病院の統廃合も…

注目!兵庫県における看護師の転職事情を徹底解析

兵庫県の医療機関数を調べてみると、病床数20床以上の病院が317院で全国47都道府県中5位、病床数19床以下の診療所が4,971院で同じく全国5位となっています。ただ、本当の意味で医療機関が足りているかどうかは、人口あたりの医療機関数を確認しなければ分かりません。

そこで、今度は人口10万人あたりの医療機関数をチェックしてみましょう。すると、病院数は5.69院で全国28位、診療所数は89.23院で全国10位です。病院数は平均より下ですが、診療所数はベスト10圏内という結果になりました。

一般論として、人口の多い都市部ほど“医療機関の総数が多い反面、人口あたりの医療機関数は不足気味”という傾向があります。しかし、東京都をはじめとする1都3県が“人口あたりの病院数”で最下位を争っているのに対し、兵庫県はそれなりに医療機関が充足しているようです。これは、人口あたりの医療機関数に関して、西高東低の傾向があることと無縁ではないでしょう。実際、大阪府をはじめとする近畿圏は、首都圏ほど医療機関不足が顕著ではありません。

神戸市を中心に、十分な数の看護師求人が存在!

兵庫県内で働く看護師数は59,459名です。人口10万人あたりの看護師数を算出すると10.73名となり、これは全国36位に相当します。医療機関の数がそれなりに多いことを考えれば、兵庫県が看護師不足に陥っていることは間違いないでしょう。

また、兵庫県には日本を代表する大都市−神戸市が存在します。普通、大都市圏には隣県から通勤する看護師がいるため、県内の看護師が雇用を奪われる例も多くなるのですが、神戸市は例外的です。隣県は大阪府、京都府、岡山県、鳥取県の4府県。神戸市が兵庫県南部に位置することから事実上、神戸に通勤できるのは大阪府、京都府、岡山県の看護師でしょう。しかし、大阪市、京都市、岡山市はいずれも政令指定都市です。あえて県境をまたいで神戸に通勤する看護師がそれほど多いとは思えません。

以上から、神戸市近郊を中心とする兵庫県の看護師需要は高く、転職先を見つけるのは容易である…と推察できます。

兵庫県基本データ
病院数 317院
診療所数 4,971院
看護師平均年収 496.8万円
看護師平均年齢 37.6歳

看護師の給与水準は大阪より上!?兵庫県の看護師事情

兵庫県の看護師平均年収は496.8万円となっており、近畿地方では平均よりやや高水準になっています。近畿最大の都市圏を有する大阪府が491.7万円であることを踏まえれば、決して悪い数字ではありません。

ただ、同時に着目するべきなのは看護師の平均年齢が37.6歳と近畿地方で2番目に高いことでしょう。昇給があることを踏まえれば、平均年齢が高いほど、平均年収も向上する傾向があるはず。年齢との相関関係を考慮に入れると、兵庫県の看護師平均年収がやや高いのは当然と言えます。

以上のデータを総合的に判断すると、兵庫県における看護師の給与水準はおおむね平均程度と結論づけるのが妥当ではないでしょうか。

保健師&助産師資格があると有利!コメディカルスタッフ不足の現状

全国的な看護師不足が叫ばれて久しい昨今ですが、兵庫県で不足しているのは看護師だけではありません。兵庫県における人口10万人あたりの保健師数は28.32名で全国43位、同じく助産師数は46.06名で全国37位です。

医療を充実させるためには必要なのは医師だけではありません。7:1の看護師配置基準を満たさなければ診療報酬が下がり、医療機関の利益が確保できなくなります。医療は公共性の高い事業ですが、それでも採算が合わなければ規模縮小は免れません。最悪の場合、病院自体が閉院になることもあります。

兵庫県の医療事情を維持し、さらに向上していくためには、まず看護師をはじめとしたコメディカルスタッフの充足率を満たすことが必要なのです。

兵庫県は病床不足!医師・看護師確保の重要性

兵庫県は10の2次保健医療圏に区分されています。各医療圏には基準病床数が定められており、この基準病床数が必要な病床数の目安となります。基本的には各医療圏の既存病床数が基準病床数を満たしているのが望ましい…と理解してください。

しかし、兵庫県の各医療圏が有する病床数を見てみると、神戸保健医療圏で238床が不足、阪神南保健医療圏で164床が不足している状況。ほかの医療圏も病床不足が目立ち、10医療圏中6医療圏で基準病床数を確保できていません。結果、兵庫県全体で618床が不足しています。

しかし、基準病床が満たせていないからといって簡単に増床できるわけではありません。看護師配置基準を満たせないのに増床すれば診療報酬が低下しますし、医師が足りないのに増床すれば医療そのものが破綻します。基準病床を満たすためには、まず人員確保が先決なのです。

医療危機!人材不足による経営悪化の事例を探る

実際、兵庫県では医師不足によって医療崩壊を起こしかけた事例があります。丹波保健医療圏を代表する病院−県立柏原病院では、2006年頃から在籍医師数が減少しました。結局、40名を超えていた医師数は20名程度まで減ってしまい、病床を維持できなくなったのです。303床だった柏原病院は病床を半減させることになりました。

同じく丹波保健医療圏にある柏原赤十字病院も、人材不足が深刻化。県立柏原病院と柏原赤十字病院ともに、15年以上も赤字決算が連続していました。そこで、2018年を目処に県立柏原病院と柏原赤十字病院を統合する…という計画が進められることになったのです。この統合によって丹波地区の医療が再生するか…は今後の展開によるでしょう。事実として知っておくべきなのは、地域を代表する大病院でさえ、人材不足によって病床削減を余儀なくされ、さらに統合で生き残りを図る状況になっている…ということです。

人材難の病院に注意!限度を超えた人材不足は統廃合の危機を呼ぶ…

県立柏原病院における問題の背景には、神戸大学の研修医が減少し、地方に医師を派遣できなくなったことがあります。昔は200名ほどいた研修医も、今では50〜60名まで減少しました。また、医師が自由に行きたい病院を選べる状況においては、やはり、都市部の病院に人気が集中します。郊外を中心とした人材不足、それに伴う医療機関の経営危機は今後も継続するでしょう。

看護師として転職先を選ぶ際には、こういった医療事情も念頭に入れておく必要があります。病院の経営状態、配置基準の充足率などを確認して、少しでも安定経営が予想される医療機関を探すようにしてください。

基本的には、人材不足のほうが看護師に提示される給与水準が上がりやすくなります。しかし、度を超えた人材不足になると、話はまったく逆になるのです。経営難から、給与水準が低下したり、統廃合が持ち上がったり…と雇用の不安定化に繋がってしまいます。

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