茨城県でおすすめの看護師求人サービス

茨城県の看護師求人!3つのポイントまとめ

  • 平均年収は490万円!関東地方ではやや低水準なのがネック…
  • つくば医療圏は人材豊富!しかし、それ以外の地域は深刻な人手不足…
  • 慢性的な人材不足により、好条件の求人を見つけるのは容易!?

診療所数はワースト2位…!茨城県の看護師転職事情

茨城県内に存在する病床数20床以上の病院は162院であり、これは全国47都道府県で13番目の数です。さらに、病床数19床以下の診療所は1,714院となっており、これも全国で13番目。医療機関の総数で考えると全国平均を大きく上回っています。また、栃木県、群馬県といった北関東と比較しても、茨城県の医療機関総数は栃木、群馬両県より多いです。
ただ、医療機関の充足度を考えるためには、総数を確認するだけではいけません。患者の数に対して十分な医療機関があるか…を問題にするべきですから、都道府県の人口に対する医療機関数を確認する必要があります。そこで、今度は人口10万人あたりの医療機関数をチェックしてみましょう。

すると、人口10万人あたりの病院数は5.51院で全国30位、診療所数は58.24院で全国46位となります。病院数は平均以下、診療所数に至っては埼玉県に次ぐワースト2位…という厳しい状況が浮き彫りになりました。

医師、看護師が足りない!茨城県は人材不足が深刻

今度は茨城県における看護師の充足率を確認してみましょう。人口1,000人あたりの看護師数は9.5名となっており、これは全国の都道府県で42番目の数値。要するに、茨城県は日本で6番目に看護師が不足している県ということになります。

ちなみに、医師数と看護師数には明らかな相関関係があり、看護師が足りない場所では医師も不足しているのが一般的。実際、茨城県における人口あたりの医師数は全国45位となっています。ワーストの埼玉県に次いで、全国で2番目に深刻な医師不足…ということです。
以上のように、茨城県は医師、看護師などの医療従事者がまったく足りない状況が続いています。現状を見れば、茨城県内で転職活動をすれば、人員不足に悩む医療機関から引く手あまた…という可能性が高いでしょう。

茨城県基本データ
病院数 162院
診療所数 1,714院
看護師平均年収 490.8万円
看護師平均年齢 35.8歳

茨城県の看護師の平均年収は関東下位…!隣県も視野に入れるべき!?

茨城県の看護師平均年収は490.8万円となっており、関東地方の中では低水準です。関東で看護師充足率がもっとも低いのは埼玉県であり、2番目に低いのが茨城県…。いずれも看護師の平均年収が関東としては低い県となっています。このデータから見て、給与水準と看護師充足率の間に一定の相関関係があることは間違いないでしょう。

東京都では平均年収が523.2万円、隣県の千葉県では522.0万円と高くなっているので、茨城県南部にお住まいであれば、都内、千葉県内での転職を狙う…という方針もあり得ると思います。ただ、賃金はあくまでも勤務先が決定する問題。茨城県内にも、魅力的な条件の求人は存在するはずです。無理に遠くまで勤務すると、体力に不安が残ります。まずは近場に好条件求人が出ていないかをチェックしたほうが良いでしょう。

離職率は平均程度!?医師と看護師充足率の関連性

茨城県における看護師の平均年齢は35.8歳です。関東地方の中でも平均的な水準であり、特に離職率が高い…などの問題は抱えていないと思われます。ただ、看護師の人数が足りていないわけですから、離職者がいなくても慢性的に人員不足に陥っているわけです。この状況を踏まえれば、看護師の求人量はかなり多いと考えるべきでしょう。
ちなみに、茨城県は2次保健医療圏ごとの医師充足率に大きな格差があるのをご存じでしょうか?看護師充足率は医師の充足率と正比例する傾向を持っていますから、医師の充足率が高い地域では、看護師の充足率も高い…と推測することができます。

医療資源の偏在問題!つくば医療圏とその他の格差とは…

医師充足率がもっとも高いのは、人口10万人あたり326.5名の医師が存在するつくば保健医療圏です。全国平均が230.4名、茨城県平均が166.8名ですから、つくば保健医療圏の充足率が全国的にも稀なレベルと言えます。恐らく、筑波大学医学専門学群が輩出した医師が、そのまま地域に残って勤務しているためでしょう。

逆に、それ以外の医療圏で全国平均の230.4名をクリアしているところはありません。水戸保健医療圏、土浦保健医療圏が全県平均を超えている以外、軒並み低水準となっています。特に常陸太田・ひたちなか保健医療圏、鹿行保健医療圏、筑西・下妻保健医療圏の3医療圏では、人口10万人あたりの医師数が100名を割り込んでおり、深刻な人材不足が窺えます。
これら3つの医療圏では、看護師不足も深刻と思われますので、好条件で急募している求人情報を見つけることも可能でしょう。

医師不足解消の試み!茨城県の看護師事情を考える

茨城県も、医師不足の現状を黙って見ているわけではありません。当然、自治体として若手医師の県内定着を図っています。2016年には、新人医師165名に対して茨城県の医療体制を説明する合同研修会を実施し、県内への定着を求める取り組みがなされました。

もちろん、単に定着を勧めるだけでなく、海外研修支援、若手医師研修制度などに関して説明しています。そのほか、合同研修会では茨城県内におけるドクターヘリの運用状況など、医療事情に関する説明も行われました。こういった取り組みが功を奏し、茨城県の人材不足が解消されることを願ってやみません。人材不足が解消すれば、診療報酬の上乗せなど、病院の経営状態を安定化させることも容易になります。病院経営の改善は、めぐりめぐって医師、看護師の給与水準向上など、医療従事者の待遇アップへと繋がることでしょう。