石川県でおすすめの看護師求人サービス

石川県の看護師求人!3つのポイントまとめ

  • 石川県の看護師平均年収は471万円!全国平均と同程度の水準!
  • 総合病院の70%ほどが金沢市に集中!都市部と郊外の格差が激しい…
  • 能登半島北部は医師が100名程度しかおらず、深刻な人材難…!

病院充足度は高め!?石川県の看護師転職事情

石川県内の医療機関数は、病床数20床以上の病院が87院、病床数19以下の診療所が878院です。医療機関総数を他の都道府県と比較してみると、病院数が47都道府県中34位、診療所数が36位となります。総数に関しては、病院、診療所とも少ない部類…と言えるでしょう。
ただ、大切なのは総数ではなく、都道府県の人口に対する医療機関数です。人口が多くなるほど、医療機関の必要数が増していくのは自明の理。石川県における医療機関の充足度を測るためには、人口あたりの医療機関数を知る必要があります。

人口10万人あたりの医療機関数を確認してみると、病院数は7.48院で第19位、診療所数は75.49院で第29位でした。病院の充足度は平均よりやや上、診療所は逆にやや下…という状況です。ただ、病棟看護師の需要がある病院のほうが必要な看護師数は多くなります。求人を探す上で“病院が多く診療所が少ない”という特徴はそれほどマイナスとは言えません。

高齢化に伴う需要増!石川県の看護師需要はまだ伸びる!?

次に、石川県における看護師の需要を考察してみましょう。石川県内の一般病床数を合計すると、その数は11,504床になります。すべての病院が7:1の看護師配置基準を目指すと仮定するなら、常に1,643名の看護師が病棟に入っていなければなりません。

当然、24時間365日、1,643名の看護師を配置しておくには、その何倍もの看護師が必要です。病棟看護師には休みの日もありますし、3交代あるいは2交代のシフトで入れ替わります。急な欠勤が出た場合に穴埋めができる人材だって必要でしょう。病棟看護師だけで1万名近くは必要になりそうです。
その上、看護師が必要なのは一般病床だけではありません。集中治療室、ハイケアユニット、オペ室、外来…。すべての場所に看護師は必要です。
石川県内の看護師数は16,938名ですが、看護師はまだまだ必要になるでしょう。最近は高齢化に伴い、訪問看護ステーション、介護施設での看護師需要も増加傾向にあります。看護師が多いに越したことはありません。

石川県基本データ
病院数 87院
診療所数 878院
看護師平均年収 471.1万円
看護師平均年齢 36.3歳

石川県の看護師平均年収は471万円!北陸甲信越では標準的な水準

石川県に勤務する看護師の平均年収は471.1万円となっています。同じ北陸地方では、富山県の450.4万円より高く、福井県の488.8万円より低い水準。甲信越を含めると、新潟県より高く、長野県や山梨県より低い…といったレベルになります。

ただ、北陸甲信越で中位というのは、決して悪い状況ではありません。関東や近畿の都市部に比べれば見劣りするものの、全国的に見れば平均水準に達しているからです。もっとも、最終的に給与を決めるのは勤務先の医療機関です。比較的、高給で募集している求人を探し出せば満足いく水準の年収を実現することは可能でしょう。

金沢市への一極集中!石川県で看護師求人を探すポイント

ただ、石川県で看護師の求人を探す際、留意したいポイントが存在します。それは、石川県の人口の約4割が県庁所在地−金沢市に集中していること。当然、人口の多い場所ほどたくさんの医療機関が必要ですから、医療機関もまた、金沢市に一極集中しています。総合病院に関しては、石川県にある病院の7割ちかくが金沢市内にある…という状況です。

問題なのは、能登半島にお住まいの方々です。特に能登半島北部は人口が少なく、必要な看護師の人数はどうしても限定的に…。診療所くらいはあるにしても、なかなか総合病院の求人を見つけるのは難しいかもしれません。能登半島北部で病棟勤務を希望している場合、金沢市近辺に転居を考える…という方針のほうが確実性は増すでしょう。

医師&看護師の偏在問題〜石川県の地域医療を守れ!

医療機関が金沢市に一極集中している…と上述したことからも分かるように、石川県は医療資源の偏在問題を抱える都道府県です。医療機関だけでなく、医師、看護師といった人的資源の偏在に関しても問題になっており、能登半島北部は深刻な人材不足に陥っています。

石川県全体で見れば、人口10万人あたりの医師数は285.73名であり、全国平均の244.88名を大きく上回る数値です。しかし、県単位の医師数は必ずしも県全体の実情を反映するものではありません。石川県の場合、金沢市を中心とする石川中央保健医療圏が圧倒的な医師充足率を誇り、石川県平均を引き上げているのです。能登中部保健医療圏、南加賀保健医療圏、能登北部保健医療圏といった医療圏は完全に医師不足の状態陥っています。

能登北部保健医療圏に至っては医療圏全体で100名ほどの医師しかいない…という状況。いくら人口が少ない地域とはいえ、複数の市町村を含む広大な圏域です。医師が100名そこそこでは、地域住民の健康を守ることはままなりません。

医療過疎の問題を解決!科学技術が郊外を救う!?

医師偏在問題に対して何の対策も講じていない…というわけではありません。医療過疎が進んでいる能登半島の現状を打開するため、石川県はTV会議システムの導入を予定しています。緊急時、遠隔地の医師とTV電話で連絡を取りながら対応するためのシステム…というわけです。

まだまだ実用化には時間がかかるでしょうが、医師が遠隔操作するロボットアームで処置を行う…という研究が行われているのをご存じでしょうか?TV電話のシステムと併用すれば、医師不在の医療へき地で都市部と変わらない医療を提供できるかもしれません。技術革新によって、場所を問わず高度な医療が提供されるようになれば、医療過疎の問題は一気に前進します。ぜひとも、早期の実用化を期待したいですね。

ちなみに、こういった技術が看護師の雇用を奪う心配はないので安心してください。医師は遠隔操作で処置できるなら、その場にいなくても構いません。しかし、看護師は事情が異なります。笑顔、声かけで患者さんを落ち着かせるなど、生身の人間にしかできない精神的ケアも看護師の大切な仕事です。こればかりは機械に委ねるわけにいきません。人間は、人間に優しくされて、はじめて安心するのです。機械が活躍する時代が来ても、看護師はあらゆる場所で必要とされることでしょう。