宮崎県でおすすめの看護師求人サービス

宮崎県の看護師求人!市区町村別求人もチェック!

  • 看護師年収は約403万円!全国でワースト2に相当する給与水準…!
  • 看護師充足度の高い県ですが、准看護師比率が全国最高という一面も!
  • 高度化・専門化する医療に対応可能な若手&中堅なら、転職活動は有利♪

病院充足度は全国6位!宮崎県の看護師求人事情を探る

まずは、宮崎県内にある医療機関数を確認してみましょう。県内の医療機関数は、病床数20床以上の病院が125院、病床数19床以下の診療所が903院となっています。医療機関の総数をほかの都道府県と比較してみると、病院数が全国47都道府県中の第20位、診療所数が第34位です。

とはいえ、総数だけを見て“医療機関が多いか少ないか”を論じるのは早計。都道府県の人口規模と照らし合わせた上で、人口に対する医療機関数を確認しなければ、実情は分かりません。そこで、今度は人口10万人あたりの医療機関数を確認したいと思います。

人口10万人あたりの医療機関数は、病院数が11.10院で全国6位、診療所数が80.20院で全国23位…となっていました。病院の充足度は全国6位ですから、突出して高いと言えます。人口が少ない宮崎県の場合、総数がそれほど多くなくても、充足度は高い…という状況があり得るのです。

准看護師比率が全国1位!?宮崎県では高度医療に対応可能な人材が不足

さて、次に宮崎県の看護師充足率を確認してみましょう。すると、人口1,000人あたりの看護師数は17.63名となりました。これは、全国47都道府県中5位という優秀な数値です。需要と供給のバランスを考えれば、看護師が充足しているほど求人は出にくいはず…。これから転職活動をしようと考えている看護師にとって、あまり好ましい状況とは言えません。
…と、脅かすようなことを申し上げましたが、実は心配ありません。宮崎県の場合、看護師が飽和しているとは言えないのです。なぜなら、宮崎県は准看護師比率が全国1位になっているから。看護師全体の34.49%が准看護師ですから、専門性が要求される場所の人員は必ずしも足りていません。外来、慢性期、療養病床といった専門性の低い配属先では人手が足りていても、急性期病棟、ICU、オペ室といった配属先は人手不足になりやすいのです。

以上を踏まえれば、若手、中堅の看護師がキャリアアップを狙って転職するという場合、宮崎県の看護師充足率が弊害になることはないでしょう。専門性の高い場所に配属されたい…といった上昇志向の人材は、むしろ歓迎されると思います。

宮崎県基本データ
病院数 125院
診療所数 903院
看護師平均年収 403.3万円
看護師平均年齢 36.1歳

宮崎県の看護師平均年収は約403万円!全国でワースト2位…!?

宮崎県で勤務している看護師の平均年収は403.3万円となっており、全国最低水準に相当します。看護師平均年収がワーストの都道府県は熊本県(399.6万円)、そして、その次に低いのが宮崎県です。ちなみに、ワースト3位は鹿児島県(405.7万円)、4位は佐賀県(419.8万円)、5位は大分県(421.6万円)となっており、九州地方がワースト5を独占している状態…。

ただ、九州は物価が安く、給与水準も低い地方です。看護師に限らず、すべての職種における給与水準が低いわけですから、特に看護師が冷遇されているわけではありません。物価の安い地域なら、給与が低くても暮らせます。また、給与水準が低く人件費がかからないことで、物価の安さが維持されている…という側面もあるでしょう。それらを総合して考えれば、決して、九州地方の看護師が損をしている…というわけではありません。

平均年収のワナ!実際の正看護師年収はもう少し高い…!?

また、宮崎県の看護師給与水準に関しては、もう1つ、着目すべき問題があります。前述したとおり、宮崎県は准看護師比率が非常に高い都道府県です。当然ながら、准看護師の年収は正看護師より低く、宮崎県の准看護師平均年収は322万円程度というデータがあります。そう、准看護師の比率が多いことで、宮崎県の看護師平均年収が下がっている…という側面があることを忘れてはいけません。正看護師であれば、実際には430万円程度の年収で働いている方も多いはずです。

とはいえ、仮に430万円の年収だとしても、全国平均より低いことに変わりはありません。もし、全国平均を上回るほどの高給を手に入れたいなら、国立病院への転職を目指してみると良いでしょう。国立病院の看護職員は国家公務員と同じ待遇になりますから、地域の給与水準と関係なく国家公務員クラスの収入が得られます。宮崎県内には国立病院機構宮崎病院、国立病院機構宮崎東病院、国立病院都城医療センターといった国立病院が存在しています。もし、求人が出ているようなら、積極的に狙ってみると良いでしょう。

医療従事者の偏在問題!宮崎市への一極集中傾向…

宮崎県は、人口10万人あたりの医師数が245.06名となっており、医師充足度は全国47都道府県中24位。おおむね全国平均程度と言えます。ただ、県全体の数値だけで分かることは、事実の一部だけです。

宮崎県の医師は、その大半が宮崎市を中心とする宮崎東諸県保健医療圏に集中しています。なんと、宮崎県に勤務する医師の約半数が宮崎東諸県保健医療圏に勤務しているのです。これだけ医師が偏在していれば、ほかの医療圏で医師不足が深刻化しているのは自明の理…。特に日向入郷保健医療圏、西都児湯保健医療圏、西諸保健医療圏は医師数が少なく、人材不足が慢性化している状態です。医師不足の地域では、看護師などのコメディカルも不足する傾向。宮崎東諸県保健医療圏を除く地域では、看護師不足も慢性化していることが予想されます。

高齢化が進む宮崎県!介護施設、訪問看護での人材需要が増える!?

宮崎県は、九州地方でもっとも人口が少ない都道府県。過疎化に加え、高齢化もどんどん進行している状況です。基本的に郊外になるほど、高齢化の進行ペースは速まる傾向があります。宮崎市周辺を除く郊外では、高齢者医療が重要な問題になっていくことでしょう。

郊外には大規模病院が少ないですから、急性期以外の高齢者は、介護施設、訪問看護ステーションで対応する方向になるはず。高齢化の進行を見据え、介護施設や訪問看護への転職を目指す…。こういった判断もまた、先々を考えた賢明な選択だと思います。

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