栃木県でおすすめの看護師求人サービス

栃木県の看護師求人!市区町村別求人もチェック!

  • 民間の平均年収は関東最低…!公立病院への転職を狙っても良いかも!?
  • 医師・看護師不足による病院再編問題も…!転職者の需要は非常に高い♪
  • 郊外に大病院が存在しているので、地域を選ばず求人が見つかる!

病院数ワースト9位…!栃木県の看護師転職事情

南関東との格差に悩む場面も多い北関東ですが、実際、医療機関の総数でも南関東に大きく水をあけられています。栃木県内の医療機関数は、病床数20床以上の病院が91院、病床数19以下の診療所が1,422院です。特に病院数は、1都3県で200を超えているのは対照的と言えるでしょう。47都道府県での医療機関数順位を見ても、病院数が第30位タイ、診療所数が第23位となっており、全国平均をやや割り込んでいます。

ただ、医療サービスが県民にきちんと行き渡るか…という視点で考えると、重要なのは総数より“人口に対していくつの医療機関が存在するか”という部分です。この視点で人口10万人あたりの医療機関数を確認すると、病院数は4.57院で全国39位、診療所数は71.39院で全国35位でした。特に病院数はワースト9位となっており、人口あたりの医療機関数でも平均を大きく下回っています。

看護師不足の関東地方!栃木県の看護師数は全国35位…

関東地方は、全体的に“人口あたりの医療資源”が不足傾向にあります。医療機関数だけでなく、医療に従事する人材に関しても足りていません。実際、人口1,000人あたりの看護師数は10.94名に留まっており、全国35位です。

ただ、関東地方は人口が多いため、人口あたりの看護師数は全般的に不足傾向にあります。事実、看護師充足度の第44位から最下位(47位)までは順に東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県…と1都3県が独占している状態。現況を踏まえれば、栃木県の看護師充足率が第35位なのは健闘している部類かもしれません。ちなみに、関東地方で栃木県より看護師充足度が高いのは、第28位の群馬県だけです。
人口の多い関東では、医療機関を受診する患者もたくさんいます。看護師の需要は全般的に高く、求人情報を見つけるのはそれほど難しくないでしょう。

栃木県基本データ
病院数 91院
診療所数 1,422院
看護師平均年収 470.4万円
看護師平均年齢 35.9歳

栃木県の看護師年収は関東最低!?公立病院を狙う方法も…!

栃木県で転職を目指す際、気になるのは給与水準です。実のところ、栃木県の看護師平均年収は470.4万円に留まっており、これは関東地方の最低水準に相当します。東京都、神奈川県、千葉県は500万円を超えていますし、それ以外の都道府県も基本的に490万円程度です。以上を鑑みると、関東地方における栃木県の給与水準は突出して低い…と言わざるを得ません。

こういった地域で転職先を探す場合、市立病院などの公立病院を狙うと良いかもしれません。公立病院であれば、地方公務員としての給与水準になるため、民間病院より給与が高くなりやすいのです。公立病院は、地域ごとの給与水準に影響されにくい…という事実を踏まえて転職活動を進めてください。

郊外に大病院が充実!栃木県の医療事情

栃木県には獨協医科大学病院、自治医科大学付属病院といった病床数1,000床以上の大病院が2院あります。獨協大学病院は下都賀郡、自治医科大学病院は下野市に存在するため、いずれも郊外です。大病院が県庁所在地に集中している都道府県もありますが、栃木県の場合、病床数1,000床以上の病院があるのは郊外だけ…ということになります。

とはいえ、宇都宮市内には済生会宇都宮病院という644床の大病院があるため、別に宇都宮市に大規模医療機関が存在しないわけではありません。むしろ、宇都宮市内には中小病院が数多く存在しているため、1,000床を超える病床が必要ない…という側面もあるのでしょう。
車通勤する看護師が多いことも相まって、郊外でも一定数の看護師求人を見つけることができる環境と言えます。田舎だから…と諦めず、好条件の転職情報を探してみましょう。

へき地医療の星は栃木県に!自治医科大学の存在

栃木県には自治医科大学という医療系大学が存在しています。名目上は私立大学ですが、旧自治省(現在の総務省)が設立し、総務省職員が大学事務局を運営しているのが特徴。実質的には公立色の強い大学と言えます。

自治医科大学は学費全額を学生に貸与し、卒業後、9年間にわたって地域医療に従事すれば返済を免除する…というシステムを採用。そのうち4年半はへき地医療に従事しなければなりません。要するに、へき地医療を担う人材になることを条件に、学費を無償化しているわけです。日本において、へき地医療モデルの核をなす存在であり、自治医科大学がなければへき地医療は破綻していた…といっても過言ではありません。日本の医療を支える一大拠点が栃木県内に存在する…という事実は、栃木の医療従事者にとっても大きな誇りになっているのではないでしょうか。

医師不足による病院再編!栃木県の人材不足は深刻…!?

ただ、栃木県の医療に関して、明るい話題ばかりが溢れかえっているわけではありません。2013年には、医療法人陽気会とちの木病院、栃木県厚生農業協同組合下都賀総合病院、社団法人下都賀医師会付属下都賀市医師会病院の3院が医師不足に陥りました。結果、3病院とも一部診療科目を休止する…などの対応を余儀なくされ、中核病院としての機能を果たせなくなったのです。

結局、限りある人材を有効活用するために3病院を統合し、とちぎメディカルセンターを設立する…という案で急場をしのぐことになりました。最終的に第一病院、第二病院の2院を展開し、3院を2院に統合して人材運用を図る予定になっています。また、成果のほどは不明確ですが、医師不足による診療科目の休止が起こらないように運用されることを祈るしかありません。医師不足のエリアは、多くが看護師不足の問題を併発しています。看護師にとっても、他人事と言える状況ではありません。
特に産婦人科医、小児科医、麻酔科医は全国的に不足傾向。こういった人材不足の問題を解決するためには、不足している診療科の人員に好待遇を用意し、魅力ある職種へと変えていくことが必要になるでしょう。