山梨県でおすすめの看護師求人サービス

山梨県の看護師求人!市区町村別求人もチェック!

  • 山梨県の看護師年収は約468万円!首都圏では最低の給与水準…!
  • 病院数は52院に留まっており、全国47都道府県でワースト2位…!
  • 峡南保健医療圏では壊滅的な医療機関不足&人材不足が慢性化…!

医療機関の充足度は全国24位!山梨県の看護師求人事情

山梨県内にある医療機関の総数を確認すると、病床数20床以上の病院が52院、病床数19床以下の診療所が682院となっています。ほかの都道府県と比較してみると、病院数は全国47都道府県で第44位、診療所数も同じく第44位となりました。つまり、山梨県は医療機関の総数が非常に少ない都道府県…ということになります。

ただ、医療機関が足りているかどうか…は、総数で決まるのはありません。都道府県の人口に対して、十分な医療機関が用意されているかどうか。そう、重要なのは、人口との対比です。そこで、山梨県における人口10万人あたりの医療機関数を確認することにしましょう。

すると、人口10万人あたりの病院数は6.10院で全国24位、診療所数は80.05院で同じく全国24位となりました。つまり、人口規模に照らし合わせれば、山梨県の医療機関数は平均程度…ということです。

日本で2番目に看護師が少ない!?山梨県の現状をリサーチ!

次に、看護師の充足度を確認してみましょう。看護師の総数で見ると、山梨県の看護師数は9,626名です。1万人を割り込んでいるのは、山梨県のほかに、鳥取県(8,657名)だけ。山梨県は全国で2番目に看護師総数が少ない都道府県となっています。

ただ、看護師に関しても医療機関と同じで、人口規模と対比しなければ充足度は分かりません。そこで、人口1,000人あたりの看護師数を割り出してみると、11.45名で全国32位。決して充足している部類ではありませんが、最下位争いという状況には至っていません。
ただ、病院充足度が全国24位でありながら、看護師充足度は全国32位。病院数に対して看護師数が少ないわけですから、看護師の求人は活発に行われていることが予想されます。これから転職する看護師にとっては、比較的、有利な地域と言えるでしょう。

山梨県基本データ
病院数 52院
診療所数 682院
看護師平均年収 477.9万円
看護師平均年齢 38.4歳

看護師の平均年収は約468万円!首都圏ではワーストの水準!?

山梨県で働く看護師の平均年収は477.9万円です。関東甲信越では新潟県に(466.9万円)に次いで2番目に低く、お世辞にも“看護師の年収が高い地域”とは言えません。

ちなみに、山梨県は東京都と隣り合っており、首都圏の一部。ご存じない方も多いかもしれませんが、首都圏は“関東地方および、東京都と隣接する都道府県”なので、関東地方に山梨県を加えた範囲を指す言葉です。東北地方、中国地方、四国地方、九州地方あたりと比較すれば、山梨県より平均年収の高い都道府県は宮城県と香川県だけです。しかし、首都圏の一角としては、やや物足りない年収規模であることは認めざるを得ません。

選択肢が少ない!?山梨県の看護師転職は速度重視で!

山梨県で転職活動をするにあたって気になるポイントは、病院数の少なさです。全県で52院に留まっており、その気になれば県内の全病院の名前を列挙できる程度です。隣県の東京都に590院、神奈川県に298院の病院があるのと比較すれば、その差は明らか…。当然、病院数が少なければ、それだけ転職先候補の選択肢が限られる…ということです。

大規模な総合病院も少なく、病床数が500を超えているのは山梨県立中央病院(651床)と山梨厚生病院(620床)の2ヶ所だけ。その次は304床の国民健康保険富士吉田市立病院となっており、病床数2位の病院とはダブルスコアの差になります。どちらかといえば、大手のほうが給与水準は高いので、大規模病院の少なさはネックになるでしょう。

給与を最重視しているなら国立病院が狙い目ですが、国立病院機構の病院も少なく、国立病院機構甲府病院だけです。とにかく選択肢が少ないので、何であれ、自分が重視する条件を満たした求人情報を見つけたら、悩む前にすぐ応募する…という方針で行きましょう。選択肢が限られているのに、応募前から悩んでいては、候補先がどんどん埋まってしまいます。

山梨県の医療資源偏在問題〜甲府市への一極集中をどうするか!?

全国的に問題視されているのが、都市部への医療資源偏在です。医師や看護師などの人的資源、医療機関の総数、さらには設備面…。地方を中心に、あらゆる医療資源が県庁所在地周辺に集中する傾向にあります。山梨県も例外ではありません。県庁所在地−甲府市を含む中北保健医療圏への一極集中が起きているのです。

2012年の調査では、山梨県内の医師1,909名のうち、1,327名が中北保健医療圏に勤務していました。そのほかの医療圏は、峡東保健医療圏が261名、富士・東部保健医療圏が257名、峡南保健医療圏に至っては64名…という状況。峡南保健医療圏はすべて郡部で構成されている医療圏ですが、それでも5つの自治体が含まれています。到底、医師数が64名で足りるとは思えません。

基本的に、医師充足度と看護師充足度は比例関係にあります。峡南保健医療圏では、看護師不足も深刻な状態になっていると考えるべきでしょう。

分娩取扱施設がゼロ!?山梨県−峡南保健医療圏の現状

医療過疎が進んでいる峡南保健医療圏でも特に深刻なのは、分娩取扱医療機関が存在しないことです。もともと山梨県にある分娩取扱医療機関は15施設(7病院+8診療所)に留まっていますが、そのうち11施設が中北保健医療圏に集中しています。後は峡東保健医療圏と富士・東部保健医療圏に各2施設があるだけ…。
周産期医療における人材不足は全国的な傾向であり、山梨県だけの問題ではありません。しかし、首都圏の一角でありながら分娩取扱施設ゼロの医療圏がある…という現状は、決して肯定できるものではないと思います。

もし、山梨県内の医療過疎地を救いたい…と考えている方がいましたら、敢えて峡南保健医療圏で求人を探してみるのも良いかもしれません。人材不足が深刻化している地域なら、人材確保のために破格の好条件を提示している…という可能性もあります。